Carole King - Up On The Roof
彼女のソロ・デビュー・アルバム「Writer」(70) から " Up on the Roof " を私訳。彼女がこの曲をジェリー・ゴフィンと共作してドリフターズに提供したのが62年、20歳の時。以降も彼女は楽曲の提供を続けますが、68年にチャー ルズ・ラーキ、ダニー・コーチマーと共にバンド「シティ」を結成してアルバム「夢語り」をリリース。しかし商業的不振によりバンドは消滅してしまいます。2年後、彼女はこのソロ・アルバムを製作するに至って当時のバンドメンバーを集め、以前自身が提供していたこの曲を吹き込むことになりました。そんな経緯を持つこのアルバム、 結構いいですよ。
When this old world starts getting me down
この世界に、ちょっとうんざりした時や
And people are just too much for me to face
あまりにも多くの人との付き合いに疲れた時
I climb way up to the top of the stairs
私は上へと続く階段を登っていく
And all my cares just drift right in to space
そこは悩み事が解かれ、流されていくところ
On the roof it's peaceful as can be
屋根の上は、とても穏やかで
And there the world below can't bother me
足元にある世界も私を困らすことなんて出来ない
Let me tell you now
ねぇ、ちょっと言わせてよ
When I come home feelin' tired and beat
疲れ果てて家に帰ってきたら
I go up where the air is fresh and sweet
新鮮で甘い空気があるところに上がるの
I get away from the hustling crowds
せわしなく生きている人達や
And all that rat race noise down in the street
競争社会の喧騒から抜け出すのよ
On the roof's the only place I know
私にとって屋根の上は掛け替えのない場所
Where you just have to wish to make it so
あなたもそんな場所が欲しいと思うなら
Oh, let's go
さぁ、行きましょう
up on the roof
屋根の上に
At night the stars put on a show for free
夜になれば星々は無料でショーを見せてくれる
And darling, you can share it all with me
そしてそのすべてをあなたと私で眺めよう
I keep a telling you
何度でも言いたいのよ
Right smack down in the middle of town
こんなにも人で溢れる街の真ん中に
I found a paradise that's trouble proof
どんな心配事も入れない楽園を見つけたよって
So if this world starts getting you down
だから、もしこの世界にあなたが疲れてしまったなら
there's room enough for two up on the roof
此処においでよ、二人分のスペースは十分あるから
Up on the roof
屋根の上に
Everyhting's all right
全てうまく行くわ
Up on the roof
屋根の上に
Oh, come on baby
一緒に行きましょう
彼女が提供した曲を3曲、貼り付けてみました。
この曲はロバータ・フラックのバージョンがいいね。ネットになかったけど・・・
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2012/02/21 1970 C Carole King