Tom Waits - Innocent When You Dream

「Franks Wild Years」(87) から " Innocent When You Dream " を私訳

「Franks Wild Years」(87) から " Innocent When You Dream " を私訳。この曲は映画「スモーク」のエンディングで使われていて、個人的には彼のアルバムの曲というより映画の一部という意味合いが強い曲。その為、本来なら歌詞の訳に補完すべき言葉を加えるほうが良いのですが、今回はハッキリとした意味合いにはしていません。またこの頃の彼の歌い方は歌劇の一部のようでもあり、よりドラマを感じさせるものへと昇華していて個性的。

" Innocent When You Dream "

The bats are in the belfry
コウモリは鐘楼の中で羽根を休め
the dew is on the moor
露は荒れ地に滴を湛えていた
where are the arms that held me
君はその白く細い腕で僕を抱きしめると
and pledged her love before
愛を誓ったこともあったんだ
and pledged her love before
君が僕に愛を誓ったことも

It's such a sad old feeling
それは悲しくて懐かしい感覚
the fields are soft and green
野原はどこまでも柔らかくて青く
it's memories that I'm stealing
その思い出から、僕は盗んでいる
but you're innocent when you dream
だって夢の中の君は無邪気に笑っているから
when you dream
夢見る頃はいつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま
when you dream
夢見る頃はいつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま

I made a golden promise
僕達ふたりは固い約束をした
that we would never part
互いが決して離れないよう
I gave my love a locket
ロケットに愛を籠めたんだ
and then I broke her heart
けれど壊してしまった
and then I broke her heart
僕が彼女の心を壊してしまった

It's such a sad old feeling
それは悲しくて懐かしい感覚
the fields are soft and green
野原はどこまでも柔らかくて青く
it's memories that I'm stealing
その思い出から、僕は盗んでいる
but you're innocent when you dream
だって夢の中の君は無邪気に笑っているから
when you dream
夢見る頃は、いつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま
when you dream
夢見る頃は、いつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま

Running through the graveyard
誰もいない静かな墓地を走りまわって
we laughed my friends and I
笑い合ったりしたよね、ふたりして
we swore we'd be together
その時、一緒にいようと誓ったんだ
until the day we died
ふたりは死ぬまで一緒だと
until the day we died
共に生きていこうと

It's such a sad old feeling
それは悲しくて懐かしい感覚
the fields are soft and green
野原はどこまでも柔らかくて青く
it's memories that I'm stealing
その思い出から、僕は盗んでいる
but you're innocent when you dream
だって夢の中の君は無邪気に笑っているから
when you dream
夢見る頃は、いつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま
when you dream
夢見る頃は、いつも
you're innocent when you dream
夢見る頃はいつも、あどけないまま


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2012/09/15      1980 T Tom Waits